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このページでは旬のフルーツ・果物を辞典形式で紹介しています。
ぶどう(葡萄 ブドウ)
ブドウ科ブドウ属 Grape (英)
世界中の果物の中で最も生産量が多いとも言われています。
歴史もとても古く、紀元前4000年以上前より栽培されていると言われ、エジプトの壁画にも描かれています。
また、旧約聖書のノアの箱舟の話の中でも登場しており、ノアが洪水の後、最初に作ったのがぶどうです。
日本での出荷は5月~11月頃に行われており、最盛期は、7月~11月頃です。
現在ある品種は、アジア西南部原産とされるヨーロッパブドウ、北アメリカ東部原産とされるアメリカぶどうに由来しています。古代オリエントよりペルシアに伝わり、さらにシルクロードを経由して、中国~日本へと伝来したそうです。
日本では、山梨、長野、山形、岡山、北海道、福岡などで栽培されています。
食べ頃の目安
基本的にぶどうは、追熟しないので、早めに食べた方が良いです。実は熟しすぎると、やわらかくなってきます。その為、ある程度固いうちに食べたほうがよいでしょう。また、白い粉(ブルーム)は、鮮度を保つ役割があるので、食べる直前に洗うようにしましょう。
保存は、冷蔵庫で行いましょう。あまり、日持ちしない果物ですので、早めに食べるようにしましょう。
美味しいぶどうの選び方
一粒一粒にハリとつやがあり、白い粉(ブルーム)が表面についているもの(表面にブルームがついている為、テカテカと光っていないもの。ブルームには鮮度を保つ役割もあります。)が良い品です。
また、つるの部分はあまりしなびておらず、青々としているものが良いです。粒については、全体の大きさが揃っていて、色が濃いものが良いでしょう。但し、マスカット等については、黄色に近いものが良いです。
品種
品種は大きく分けて、ヨーロッパ系品種、アメリカ系品種があります。
ヨーロッパ種は、西部系(地中海沿岸地方)、中央アジア系(中央アジア)、東アジア系(中国北部)の3つがあります。気候が温暖で雨の少ない地域に適していて、果房、果粒が大きく、香りの良い品質の高いものや風味濃厚でワインに適しているもの等があります。
アメリカ系品種は、高温多湿な気候にも適用性があり、果房、果粒は中くらいで、独特の匂いがあるのが特徴です。
巨峰
『石原早生』と『センテニアル』の交配種で、10~15gととても大きい粒・果房、深みのある黒紫色などが特長で、甘みが多く、酸味の少ない、食味に優れた品種です。静岡県で、大井上康が10数年の歳月をかけて、完成させたといわれています。
房から粒が落ちやすいのが難点。
マスカット・オブ・アレキサンドリア
北アフリカ原産で地中海沿岸地方で古くから栽培されていた品種で、日本へは、明治時代に伝来しています。
日本では、岡山県を中心として栽培されています。雨や病害などに弱いことから、栽培が難しく、主に温室で栽培されます。
果粒が大きく、果皮は黄緑色でややむきにくいです。熟すと独特のマスカット香を放ちます。美しい琥珀色に黄色がかってきたときに最も美味しく召し上がることができ、またこのときの方が日持ちもします。
ロザリオビアンコ
高級品種『マスカット・オブ・アレキサンドリア』と『ロザキ』の交配種。
果粒は大きく、翡翠色の優美な色を有しています。香りはあまり強くなく、糖度が20前後あるほどの甘味を持ちます。
食味、品質の良い品種です。
果皮は薄めですが、皮と実が剥がれにくい為、皮ごと食べて、後で出す食べ方がおすすめです。
デラウェア
アメリカが原産地の小粒のぶどうでニュージャージー州で発見されたラブラスカの血を引く雑種です。
日本へは明治時代に導入されました。果粒は小さく、果皮が赤灰色で、甘みが多いのが特徴です。
甲斐路
ネオマスカトにカリフォルニア産フレームトーケーを交配して作られました。
果粒は8~12gと大きく、果皮は薄く、果汁が多く含まれています。甘みもたっぷりあり、赤系ぶどうの中でもいちばんかもしれません。
ピオーネ
巨峰にカノンホール・マスカットを交雑した、巨峰の改良品種です。果粒は巨峰よりもされに大きく、16~18g程度の大きさで、果皮は黒紫色です。巨峰の改良品種の中では最高の品質をもつとも言われています。
ネオ・マスカット
マスカット・オブ・アレキサンドリアと甲州三尺の交配種です。果粒はやや大きく、果皮は淡緑色です。甘みが強く、酸味は少なめです。匂いはマスカット香がします。
マスカット・ベリーA
ベーリーにマスカットハンブルグを交雑した黒いぶどうです。甘みが多く酸味は少なめで食味が良好です。生食用としても赤ワインなどの醸造用としても用いられます。
甲州
1186年より栽培されると言われ、日本での歴史を十分に持つぶどうです。
山梨県で雨宮勘解由という人が偶然、自生するブドウを見つけ、増殖・栽培するようになったのがその始まりと言われます。ヨーロッパ系ぶどうで、シルクロードを伝って渡来したものと思われます。
果粒は5g前後と小さく、果皮は赤紫色です。甘みは現在の他品種に比べ多くありません。その分、すがすがしい味がします。
栄養
主成分のほとんどがブドウ糖と果糖で、果物の中でもかなり甘味の強い部類に入ります。いずれの成分も体内での吸収が早く、効率よくエネルギーに変換されます。そのため、疲労回復に抜群の効果を発揮します。
他にカリウムを含むことから、血圧の上昇を抑える働きがあります。また、ポリフェノールの一種であるアントシアンンの含有量が多いため、がん予防、老化防止に効果があります。
皮には多くのポリフェノールが含まれ、皮と実の間の糖度が高いことから、皮ごと食べると健康に良いでしょう。
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